2011年03月02日

祝島の詩

祝島で起きていることを、訴えかける詩に出会いました。
読んでみてください。

>>以下引用

◆こちらは葉山のワジャクさんが書かれた詩です
 「子ども達へ お母さんより 詩「上関のいのちの海を 知っていますか?」」
http://ameblo.jp/datsugenpatsu1208/entry-10813093823.html


知っていますか?

今、この瞬間

年老いたおじいちゃん、おばあちゃんが、冷たい潮風に吹かれながら

何日も何日も海岸に座り込んでいる事。



知っていますか?

今、この瞬間

それを応援するために、たくさんの若者がかけつけ、冷たい潮風に吹かれながら

テントで寝泊まりしている事を



それは、真夜中に、突然始まった工事を止めるため

それは、10億のお金を断ってでも守り続けた海と、

生まれ育った島と、

自分たちの暮らし、

私達の海とを守るため・・・



その島の名前は祝島。

瀬戸内海に浮かぶ小さな島。

山口県上関町にある。



おじいちゃんは言った。

“3倍の電気料金をはらってもいいけん、島に原子力発電所は建てないでくれ”

おばあちゃんは言った

“この海は誰の海じゃ、中国電力さんのもんか?山口知事のもんか?”



マッチ棒みたいに同じ服を着た作業員は何も答えない。

お金をもらっているから、何も答えず工事をしようとする。



工事をしようとする力と、それを止めようとする力がぶつかる。



工事をしようとする力は600人、それを止めようとする力は200人足らず・・・

工事をしようとするお金は何百億、それを止めようとするお金はわずか・・・・



目を見張るようなきれいな夕日が、海に沈もうとしている。

海には、たくさんの生き物が暮らしている。

海に暮らすたくさんの生き物は、何も知らない、何も言えない。



でも、私達は知っている。

無くしてしまった命は、2度と取り戻す事が出来ない事。



でも、私達は知っている。

壊れてしまった自然は、2度と元には戻らない事。



そして、私達は知っている。

出来上がってしまったものを壊す事が。どんなに難しいか?



だから、それが出来る前に、今、私達に、何が出来るか・・・

今、ここにある私の暮らしが壊されそうな時、私なら何をするか・・・。



出来る人が、出来る事を・・・。

これは、全部本当のお話。2011年、2月21日に始まったお話。


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Posted by tkl  at 03:20 │Comments(1)祝の島

この記事へのコメント
はじめまして、グレープと言います。祝島の詩、私のブログにリンクを張らせて貰いました。
Posted by ぐれーぷおばさん」 at 2011年03月26日 00:12
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